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幹細胞は何に役立つ?知って得する肝細胞の基本

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iPS細胞や幹細胞コスメなど、耳にすることも増えた幹細胞。
話題だけど、そもそも幹細胞って何?幹細胞の何が良いの?

まずは幹細胞の基本から
医療・美容分野での研究までわかりやすくお伝えします

幹細胞は美容ではアンチエイジングの切り札ともいわれています
幹細胞を知ることで、あなたのスキンケアが変わるかも!?

幹細胞って何?

実はとても大切で身近な幹細胞
幹細胞って、じつは中学の生物学で基本を習っています
生命の誕生・・・受精卵が、2つ、4つと、なんども細胞分裂を繰り返す

受精卵がどんなふうに分化してヒトをはじめとした生き物になっていくか

このあたりで、習ったことを思いだした方も多いはず

分化の過程でそれぞれの細胞が、
自分の役割に合う形や機能を身につけて増殖・分化します

人間だと、1つの受精卵から200種類以上もの細胞に増殖・分化します
受精卵も全能性という能力をもった幹細胞で
どんな種類の細胞にもなれる 能力を持っています
受精直後から約2週間後の受精卵だけにこの能力が備わっています

その後、幹細胞はES細胞や成体幹細胞へと増殖・分化を繰り返してしてゆきます
そして誕生した人間には、約200種類なんと60兆個ちかくの細胞から成り立っています

200種類近い細胞には、それぞれ役割があるのですが
一部の細胞には特定の役割を持たず
いろいろな細胞になれる細胞やなんにでもなれる細胞があります
これが「幹細胞」なんです

幹細胞の種類は?

幹細胞は大きく2種類に分けられます

「組織幹細胞」と、「多能性幹細胞」です

「組織幹細胞」 は皮膚や血液のように、
きまった組織や臓器などで、なくなった細胞のかわりを作り続けるもの

肝臓には肝臓の組織を作る肝臓幹細胞
神経には神経細胞を作る神経幹細胞などがあります

間葉系幹細胞は、骨芽細胞、脂肪細胞、筋細胞、軟骨細胞など
間葉系に属する細胞への分化能をもつとされる細胞で
再生医療への応用が期待されています

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「多能性幹細胞」は体の中のどんな細胞にもなれる能力を持った肝細胞です

人工的にES細胞やiPS細胞などの多機能幹細胞を作ることも可能になりました
京都大学の山中教授がノーベル賞を受賞したことでiPS細胞は有名になりましたね

ES細胞は受精卵の胚から取り出した細胞を培養
iPS細胞は体の組織の細胞に特定の因子を送り込んで作られます

幹細胞はどんな働きをしてくれるの?

 

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幹細胞は常に私たちの体を守ってくれている大切な細胞
たとえば、ケガや骨折してもちゃんと治りますよね
これもケガをした場所で幹細胞が分化・分裂することによって
組織を再生してくれているおかげなんです
骨髄でつくられる造血幹細胞は白血球や赤血球の元
白血病などの血液ガン治療として、
本人やドナーさんからの造血幹細胞や
赤ちゃんの臍帯から採った臍帯血幹細胞が使われていて
たくさんの方の命を救っています

世界初のiPS細胞細胞を使った臨床研究も進んでいます
浸出型加齢黄斑変性はRPE(網膜色素上皮)細胞が
劣化を発端として網膜が傷んでいく目の病気ですが
本人からつくったiPS細胞をもとに
RPE細胞をつくりシートにして移植するというものです
2014年に患者さんに対して初の移植手術が行われました

一般的な治療になるまでには、まだ年月がかかるようですが
60万人ともいわれる患者さんにとっては、明るい光となりますね
そのほかにも全国各地の大学や研究機関では、
ガンをはじめとしたさまざまな病気を
幹細胞を基にして治療する再生医療や研究が行われています

また「幹細胞」の性質を利用して、病気の仕組みや原因を研究したり
治療に役立てる研究や薬の開発のための研究もたくさん行われています

 

治療が期待されている分野の例

幹細胞自体はもちろん、分化した細胞を使った治療も研究が進んでいます

幹細胞が分化した細胞には、神経細胞や軟骨細胞、心筋細胞
インシュリン産生細胞などがあります
神経細胞は骨髄損傷や神経疾患、心筋細胞は心筋症や心筋梗塞
軟骨細胞は変形性膝関節症、インシュリン産生細胞は糖尿病にと
いろいろな病気の治療にむけて研究が行われています
これまで治療が難しかった病気が細胞の力によって
治療可能となる日がくるのが待ち遠しいですね

じつは怖い幹細胞もある!

近年「がん幹細胞」という細胞もみつかりました
幹細胞は体を守ってくれるすばらしい細胞ですが「がん幹細胞」は別物

がんを増やす根本にある幹細胞です
どんどん増殖するがん細胞とはちがい、がん幹細胞は分裂も頻度が低いため
分裂が活発ながん細胞を攻撃する従来の抗がん剤が効かないそうです

生き残った「がん幹細胞」から再びがん細胞が生まれて
再発や転移を引き起こしてしまいます

がんの幹細胞については世界中で治験、臨床試験が行われています
今後、がん幹細胞を標的にした治療薬などが開発され
がん根治への道が開かれることを期待したいですね

幹細胞はエイジングケアの切り札?!

幹細胞はスキンケアの分野でも注目されています

肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を促進する表皮幹細胞や
真皮幹細胞からは若い線維芽細胞が生み出されて
肌のハリの元となるコラーゲンやエラスチンがつくられます

年齢とともにターンオーバーが遅れたり
シワやたるみ、シミが増えるなど肌悩みが増えてきますが
これらの幹細胞を研究することによって
若々しい肌を保てる日も近いかもしれません

幹細胞コスメ

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画像引用元 https://www.amazon.com/Swiss-Apple-Dramatically-Reduces-Wrinkles/dp/B00H8A2SYG

すでに「幹細胞コスメ」として製品化されている化粧品も多くあります
幹細胞コスメには植物由来、動物由来、ヒト由来の幹細胞のエキスが
原料となっています
植物由来の幹細胞エキスのひとつにリンゴ幹細胞エキスがあります

スイスの4ヶ月経っても腐らない奇跡のリンゴのことを
聞いたことがある方も多いのでは?

このリンゴはウトビラー・スパトラウバーという品種で
20本しか存在していない希少なリンゴです

「なぜ長い間腐らないのか?」という点に着目して
このリンゴから幹細胞を抽出して
人工培養したのが「リンゴ幹細胞エキス」です

日本でも「幹細胞コスメ」のひとつとして
リンゴ幹細胞培養エキスを配合した化粧品が発売されています

このほか幹細胞エキスには
アルガンツリーの芽の幹細胞エキスや
カモミールの幹細胞エキス
羊のプラセンタや毛根を原料とした幹細胞エキスなどがあります

まとめ

体内には約200種類ちかくの細胞がありますが
その細胞のなかでも、組織や臓器などで、
なくなった細胞のかわりを作ったり
体の中のどんな細胞にもなれる能力を持っているのが肝細胞です

幹細胞は再生医学をはじめアンチエイジングに
利用する研究が進んでいます

がんをはじめ治療が難しかった病気の根治や
ずっと若々しい肌を保てる日も近いかもしれません

美容分野では、植物などの幹細胞から培養された
幹細胞培養エキスを配合した幹細胞コスメも発売されています

幹細胞培養液や幹細胞コスメについては
「幹細胞コスメを知るには基本から…そもそも幹細胞コスメって何?」
http://otona-kirari.com/?p=48
に詳しく書いていますので、参考になさってください

 

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