エイジングケア入浴法-正しい入浴方法で美肌に!
忙しいときや暑い季節には、入浴もシャワーで済ませがちという方も多いと思いますが
しっかりと湯船につかることは、リラックスだけでなく美肌にもいいんです
毎日の入浴方法で簡単に美肌になれる方法をお伝えします
入浴前に、するべきこととは?
まずは、コップ1杯の水を飲んでから入浴しましょう
お風呂に入った後に、水分補給が必要というイメージがありますが
じつはお風呂に入る前に水分補給するのはとても大切なんです
お風呂に入っているときに失われる水分量は
熱めお湯に3分程度つかっただけでも、コップ1杯くらい
お風呂に入る前の水分補給は脱水症状の予防やドロドロ血液の予防にかかせません
さらに発汗がよくなることで、毛穴デトックスにもなります
お風呂の適温は?
38~40℃のぬるめのお湯は副交感神経を刺激してリラックス効果があります
適温だと感じる温度には個人差があります
寒くなると、40~42℃の高めの湯温を気持ちよく感じる方が多いようですが
暖かい部屋から寒い浴室への移動によって血圧が上昇し、
心筋梗塞などを起こすリスクもあります
まず、かけ湯をしてからぬるめの湯船に入り、
しばらくしてから徐々に温度を上げるなど
体への負担を和らげるようにしましょう
逆に41℃~42℃の熱めのお湯の場合は交感神経が刺激されるので
眠気が残ってだるい朝にはすっきりするのでおすすめ
この場合も心臓などに負担がかからないように、
浸かるのは短時間にとどめましょう
入浴で睡眠の質もUP
体温には体温計ではかれる体温とは別に
体の中心部の深部体温という体温があって一日の中で温度が変化します
朝から少しづつ上がり夕方ごろピークに達して、また下がっていきます
「体温がさがりはじめたときが、寝つきやすい」と聞いたことはありませんか?
入浴によって、この状態を入浴によってつくることで、寝つきがよくなります
寝つきが良くなる入浴方法とは湯船につかることで深部体温を上げ、
入浴後に深部体温が下がっていくときに寝ること
入浴する時間帯は就寝の1~2時間前がよいとされています
眠りの質がよくなるとストレスも軽減、ひいては美肌にもつながりますから
ぜひ取り入れたいですね
美肌につながる成長ホルモンをだすためには
眠りについてからの3時間に深い眠りに入ることが大切
入浴で眠りの質があがることで、成長ホルモンUPにもなります
入浴で美白効果をアップさせよう
じつは、ストレスは美白にもNG
ストレスをかんじることで脳下垂体からメラノサイト刺激ホルモンが
分泌されることがわかっています
メラニンの生成させないためにも、ストレスをためたくないですね
ゆったりと湯船に使ってリラックスするとストレスも解消されます
さらに入浴によって血行を良くなると肌の新陳代謝(ターンオーバー)
がおこなわれやすくなります
若い頃だと28日程度といわれるターンオーバーの速度も
30代~40代になると45日程度と遅くなってしまいますから
入浴でターンオーバーも促進したいですね
ターンオーバーがよくなると、メラニンの排出もスムーズに行われるので
美白につながるというわけです
美白化粧品でメラニンを作らないようにすることも大切ですが
毎日の入浴で、できてしまったメラニンの排出も怠りなく!
入浴でヒートショックプロテインを活性化させよう
しなびたレタスやキャベツを50℃のお湯につけると、シャキっとするのは
お湯につけることによって、熱によるストレスが加わり
傷んだ細胞を修復するヒートショックプロテインが増加するから。
ヒートショックプロテインは私たちの体でも、免疫力を高めるほか
コラーゲンの増加やシミやシワを防ぐなど肌によいことがわかってきました
私たちは、レタスのように50℃のお湯につかることはできませんが
体温が38℃くらいに上昇することでHPSを増加させることができるんです
そこで体温上昇に貢献してくれるのがお風呂に浸かること
40~42度のお湯に10~20分くらい浸かるとHPSが増加します
うれしいことに、HPSは1週間程度活躍してくれます
顔に蒸しタオルをのせるのもおすすめです
HPSは年齢とともに減少していきますから
HPSを増加させることはエイジング対策に欠かせません
週に1回~2回のHPS増加入浴法、簡単に取り入れられるので
ぜひお試しくださいね
入浴後のケアは?
入浴前の水分補給だけでなく、入浴後も水分補給をしっかりとしましょう
肌表面の水分も入浴直後から、どんどん蒸発していきます
入浴後30秒から水分が蒸発するというデータもあるくらいですから
スキンケアもできるだけ早めにすませましょう
化粧水や美容液などの基礎化粧品はお部屋ではなく、
洗面所に置いておくことをおすすめします
まとめ
いかがでしたか?
ゆったりと湯船につかる入浴方法だけで
いろいろなメリットがあることがおわかりいただけましたか?
アロマやバスボムなどの入浴剤を加えると、さらにリラックスできます
好きな香りを選んで、自分へのご褒美バスタイムを楽しみましょう