肌のしみ 秋冬は「シミ・リバウンド指数」で対策!
「シミ・リバウンド指数」ってご存知ですか?
乾燥によるシミ悪化に着目して美白ケアの強い味方になってくれる指数です
美白ケアを怠りがちな秋冬こそ、しっかり対策を!
「シミ・リバウンド指数」とは
「シミ・リバウンド指数」ってはじめて聞いた方も多いのでは?
「シミ・リバウンド指数」は秋冬の屋外の湿度と紫外線の状況から
シミ悪化のリスクレベルを5段階に分けて
シミ・リバウンドの危険度を指数化したもの
リスクレベルに応じたスキンケアのアドバイスも載っています
「シミ・リバウンド指数」は9月15日から
日本気象協会が運営する天気予報専門サイト
tenki.jp http://www.tenki.jp/indexes/skin_spot/
で始まったサービスで「肌シミ」というカテゴリーから閲覧できます
提供は2016年9月15日~3月31日までの予定とのこと
この指標は資生堂の監修によって
日本気象協会が持つ気象コンサルティングのノウハウをもとに
湿度と紫外線のデータを掛け合わせて算出する新しい試みで
全国142地点の「シミ・リバウンド指数」を見ることができます
お住まいの地域はもちろん、旅行などの参考にもなりますね
(パソコンとスマートフォンから閲覧可能です)
「シミ・リバウンド指数」は5段階
シミ・リバウンドリスクは5つに分かれていて
それぞれの紫外線や乾燥状態とお手入れ情報が書かれています
★シミ・リバウンドリスク5
屋外の紫外線、乾燥ともに絶対注意
おすすめスキンケア-美白マスクなどのプラスケアでしっかりお手入れ
★シミ・リバウンドリスク4
屋外の紫外線、乾燥ともにやや注意
おすすめスキンケア-紫外線ケアと美白ケアのWケアが必須
★シミ・リバウンドリスク3
空気が乾燥気味、加湿と保湿を忘れずに
おすすめスキンケア-朝も夜の美白ケアを入念に
★シミ・リバウンドリスク2
空気がジメジメ、除湿と汗のケアを忘れずに
おすすめスキンケア-いつものお手入れに美白ケアを加えると安心
★シミ・リバウンドリスク1
屋外の紫外線、乾燥ともに良好な状態
おすすめスキンケア-洗顔とはすぐにスキンケアを
お手入れの詳細アドバイスがあるところは
さすが資生堂監修ですね
シミリスクは紫外線だけではない!
紫外線による光老化がシミの原因になるのは有名ですが
じつは乾燥も大敵だということがわかってきました
健康な肌の角質層には、約20%の水分が含まれていますが
秋冬は空気が乾燥するため、肌の水分量も低下して
表皮の細胞がシミを悪化させる因子を作り出してしまいます
さらに肌の乾燥はターンオーバーを遅らせる原因になって
できてしまったシミがなかなか消えなくなってしまいます
美白ケアしているのにシミが濃くなったかも?と思ったときは
肌の保湿にも、しっかり気を配りましょう
資生堂ライフサイエンス研究センターの佐藤潔氏によると
「秋冬は乾燥の刺激を受けた角化細胞がシミ悪化因子を増やす
春夏に美白ケアを続けていたときには抑止できていたメラニン生成が
秋冬に美白ケアをやめてしまうことで肌内部のメラニン環境が
美白ケアを始める前の状態に戻ってしまう」と解説しておられました
そのままの状態ではなく元の状態に戻ってしまうって
かなりショック、油断大敵ですね
シミリバウンド予備軍は、なんと4割!
資生堂の調べでは、シミがリバウンドしてしまう女性が
4割にもなることがわかったとのこと
これでは春夏の努力が水の泡・・・
美白ケアは紫外線が強い春や夏だけでなく、
乾燥する秋冬にも怠りなく、というのが新常識です
まとめ
昔は夏のお疲れ肌&シミ対策を夏の終わりにしていました
現代は春からUV対策は必須、美白ケアも進化しています
さらに「乾燥がシミ悪化の一因となる」ことに着目して
秋冬のお手入れの重要性もわかってきました
ぜひ「シミ・リバウンド指数」をチェックして美白対策を!
今あるしみにも、新しいしみを作らせないためにも
秋冬の保湿+美白も心がけましょう