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美容オイルの種類や使い方を知って全身美人に!

美容オイル、人気です
ナチュラルで安心なうえ、顔、髪、ネイル、ボディまで
ケアできるって魅力ですね
でも、オリーブオイルやホホバオイル、アルガンオイルなど種類もいっぱい
最近はマルラオイルやバオバブオイルも話題になっていますが
どれをどんなふうに使えばいいのか、迷いますね

エイジング世代におすすめのオイルって何?
オイルの基本や、お悩み別使い方を知ってビューティーアップ!
あなたにぴったりな美容オイルをみつけましょう

美容オイルがキレイに役立つのは、なぜ?

近年人気が上がっている美容オイルの魅力はいろいろありますが
なんといっても、添加物が極力配合されていないナチュラルな点
天然の抗酸化物質や必須脂肪酸、ビタミン、ミネラルといった
栄養素を含む有効成分が多く含まれています

オイルというと、ベタつくイメージがありますが、
美容オイルは人間の皮脂組成と似ているものが多く肌なじみが良いのも特徴のひとつ

肌にすう~っとなじんで、肌をしっとりと保湿、皮脂バランスも整えてくれます

肌の角質層は細胞が規則正しく並び、その間を細胞間脂質が埋めているのですが
細胞間脂質は油性のものと親和性が高いので、オイルが浸透しやすいというわけ

このときにオイルに含まれている美容成分も同時に浸透してくれるので
さらに美容効果が高まるという、うれしい効果が期待できます

美容オイルは乾燥肌対策というイメージがありますが
肌のコンディションを整え、肌を外的刺激から守ってくれるため敏感肌をはじめ
どんな肌質の方でも使えるというメリットがあります

皮脂や水分量が低下する30代以降に、威力を発揮してくれるのが美容オイル
乾燥はもちろん、くすみ・ハリ・シワ・毛穴対策まで、いろいろなお手入れに使えます

美容オイルというと、西洋的なイメージがありますが
日本でも古来から髪の手入れは椿油、洗顔にはぬか袋を使っていました
米ぬかに含まれる油分が肌に良いことがわかっていたんですね
オイルの特徴を知って、あなたのスキンケアに役立てましょう

ブースター機能

皮膚表面の水分が失われて肌が乾燥しているときは
それ以上水分が抜けないよう皮膚は硬くなっています
そんなときには、美容オイルの出番!
オイルは肌を柔らかくして皮膚表面から角層内まで道筋を作ってくれるので
洗顔後一番最初に使うことで、次に使う化粧水が浸透しやすくなります
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ここで気になるのは、美容オイルをつけたあとに、
化粧水をつけたらはじくのでは?という疑問
水と油は混ざらないのに、なぜ美容オイルがよいのかというと、
細胞間脂質内のセラミドの性質にあります
セラミド水分には油分の両方に親和性があるので最初にオイルを塗り、
次に化粧水をつけても、潤い成分を角層内に取り込めるというわけなんです

バリア機能アップ

肌のバリア機能が低下すると紫外線や摩擦などのダメージを受けやすく
肌の乾燥、敏感肌、シミ、シワ、くすみといった肌トラブルを招いてしまいます
美容オイルは肌成分に近いため浸透しやすく、優しく肌の状態整えてくれます

ターンオーバー促進

美容オイルによって、硬くなった角質も柔らかくなり
角層内にうるおいが行き渡ることで、古くなった角質がはがれやすくなり
肌のターンオーバーが促進されます

美容に使われるオイルの種類

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オイルを大きく分けると3種類になります
天然鉱物から精製されるシリコン系オイル
石油から精製されるミネラルオイル
動植物から精製されるオイルです

シリコン系オイルやミネラルオイルは主に化粧品の原料になり
オイル美容には、動植物から精製されるオイルが使われます

植物系では、オリーブ、ホホバ、アルガン、ココナッツ、ひまわり、椿、米ぬか
くるみ、アーモンド、月見草、ヘンプシード(麻の実)、グレープシードなど
最近ではマルラオイルも人気が出ていますね
動物系では馬油、鮫スクワラン、エミューオイルなどがあります
以下に代表的な美容オイルの特徴をお伝えします

オリーブオイル

美容オイルとしては、一番なじみのあるオイルです
オレイン酸が7割以上、ビタミンEやポリフェノールを含む酸化しにくいのが特徴
フェイスケアには、クレンジングのほか、化粧水のあと目元や口元につけたり、
乾燥が気になるときにはスキンケアの最後に薄く顔全体にのばして使うのがおすすめ
フェイスケアだけでなく、ハンドケアやボディケアにも使える万能オイルです

ホホバオイル

アメリカ南西部やメキシコ、イスラエルなどに
生育しているホホバの木の実からとれるオイル
皮膚の油脂主成分であるワックスエステルという成分が含まれているので
肌なじみがよく、サラッとしているのが特徴
飽和脂肪酸、ビタミンEを多く含み酸化しにくいので
オイル初心者でも使いやすいオイルです

ココナッツオイル

coco
ココナッツの実の殻の内側にある白い果肉を圧搾したもの
母乳やバターにも含まれているラウリン酸が豊富
サラサラして、浸透力にも優れたオイルで
マッサージやヘアケアにおすすめ

コメヌカオイル(米油)

米ぬかを圧搾または溶剤抽出したオイル
古来よりぬか袋をつかった洗顔など日本人には馴染み深く
皮脂に近い成分で浸透しやすく、ベタつかないのが特徴
ビタミンE、オメガ6系脂肪酸のリノール酸やオレイン酸
γ-オリザノール(ガンマオザリノール)が豊富に含まれています
保湿やエイジングケアに適したオイルで
低温圧搾、未精製のものを使うのがおすすめです

アルガンオイル

algan
モロッコ原産の希少価値の高いオイル
雨がほとんど降らない荒地に生えるアルガンの木の果実の中の種子からとれるオイル
抗酸化力が強く、紫外線ダメージから肌を守ることでも知られており日中にも使えます
ビタミンEはオリーブオイルの約2~3倍
低刺激性で酸化しにくいオイルです
ベタつきがないので、ハンドケアにもおすすめ
皮脂と似た成分なので、ブースターとしても使えます

バオバブオイル

アフリカのサバンナ地帯に分布しているバオバブの木の実(種子)から採れるオイル
過酷な環境で何千年も生き続けるバオバブは強い生命力を持っています
オレイン酸、リノレン酸、パルミチン酸のほか、ビタミンを多く含みます
保湿力に優れているので、スキンケアからヘアケアまで使える万能オイルです

マルラオイル

marula
南アフリカに生育しているマルラの木の実からとれるオイル
アルガンオイルを超えると話題のエイジングケアにおすすめのオイル
ビタミンCはオレンジの約4倍、抗酸化作用はオリーブオイルの約10倍
抗酸化力、、抗ヒスタミン作用もあるオイル
肌の水分バランスを整えるほか
肌を柔らかくしてくれるため、ブースター美容液にも使えます
ほぼ無臭で酸化しにくく、人気が上がってきているオイルです

スクワランオイル

スクワランには動物性や植物から抽出される「スクワレン」を
蒸留後水素添加して酸化しにくくしたオイルです
深海鮫のスクワランは肝臓の脂質部分(肝油)から
植物性スクワランはオリーブオイルやコーンオイル、ベニバナオイルからとれます
スクワランは人の体内に存在する皮脂成分なので低刺激で浸透性が良いのが特徴
さらっとしたつけ心地で、化粧品の原料にもなります

馬油(バーユ、マーユ)

馬のたてがみや腹部の脂肪からとれます
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のバランスが人間の皮脂と同じ比率の6:4なので
低刺激で浸透性にすぐれ、殺菌効果、抗炎症作用があるため
日焼けした肌のケアやニキビケアにも使えます
保湿効果のほか血行や新陳代謝を促進を促進する作用もあるので、
顔はもちろん、頭皮や全身のマッサージにおすすめ
不飽和脂肪酸が多く酸化しやすいのが唯一の欠点です

エミューオイル

エミューオイルは、エミューの皮下脂肪から抽出したオイル
エミューはオーストラリア内陸の砂漠地帯で
8000万年ものあいだ生き延びてきた古代鳥で
他の動物と比べ、表皮の再生力が早いことで知られています
リノレン酸、リノール酸、オレイン酸を含んでおり
その成分構成が人間の皮脂の成分に近いので浸透性にすぐれており
オーストラリアの原住民族アボリジニもエミューオイルを
肌に塗る万能オイルとして愛用してきました
化粧水の前後や頭皮ケアマッサージにも使えます

パーツ別美容オイルの使い方

ここからはパーツ別に効果的な美容オイルの使い方をご紹介します

フェイス

①クレンジング
 界面活性剤が入ったクレンジングオイルは、肌の皮脂をとりすぎてしまいますが
 皮脂に近い成分の美容オイルなら肌に優しくメークを落とせます

②マッサージ
 洗顔後、多めのオイルを使って、優しくマッサージ
 余分な角質がとれて、肌のターンオーバーを促進してくれます
 マッサージしたあとに、蒸しタオルでパックするとさらに効果的
 タオルでかるく油分をとるだけで、洗い流さなくても大丈夫です

②導入美容液として、洗顔後に一番先に使う
 美容オイルが肌を柔らかにして、化粧水の通り道を作り浸透を助けてくれます

③スキンケアの仕上げに
乾燥が気になるときには、乳液やクリームに混ぜて使ったり
目元などのポイントに直接つけてもOK

④リキッドファンデーションに混ぜる
 乾燥が気になるときには、リキッドファンデーションに1滴プラス
 手のひらで軽く混ぜて使うと、乾燥を防ぎ化粧持ちがよくなります

ボディ

 マッサージオイルとして、全身に使えます
 お風呂上りの湿り気が残った肌につけると効果的
 普段使っているボディクリームに混ぜて使うのもおすすめです
 硬くなったかかとやひざには、オイルをたっぷり塗ってラップパックすると
 柔らかくなってケアしやすくなります

ハンド&ネイル

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ハンドマッサージ用のオイルとして使用できます
 手荒れだけでなく、血行改善やラックス効果もあります
 爪や甘皮部分にはネイルオイルとして使えば
 乾燥による二枚爪や割れ爪を防いでくれます

ヘア

 頭皮の乾燥対策や毛穴の汚れ落としに使えます
 小さじ1杯くらいを頭皮につけて、軽くマッサージしてからシャンプーします
 シャンプー後の髪がぬれているときにつけると、トリートメントにもなります

まとめ

いかがでしたか?
いろいろなケアに使えて、便利な美容オイル
ほんの少しで美容効果バツグン、ぜひお手入れに取り入れてみてくださいね

 

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